「ピザは健康食」というパワーワード。ただしイタリア製に限るという残酷な条件付き。
「ピザは健康に良い」なんて言われたら、ピザ好きには夢のような話です。イタリアの研究チームは、ピザの摂取とガンの発症リスクの関係を調査しました。ジャンクフードの代名詞とも言えるピザに、本当にそんな効果があるのでしょうか?
研究チームは、イタリア国内の数千人のデータを分析し、ピザを食べる頻度と、消化器系のガンや心筋梗塞の発症率を比較しました。
データ分析の結果、ピザを定期的に食べている人は、食べていない人に比べてガンの発症リスクが低いことが示されました。しかし、これには重要な条件がありました。それは「イタリアで作られた、伝統的なピザであること」です。アメリカ風の脂っこいピザではなく、トマトソース(リコピン)、オリーブオイル、バジルなど、地中海食の要素がたっぷり詰まったピザだけが効果を持っていたのです。
ピザそのものが薬になるわけではなく、ピザを通じて「健康的な地中海食」を摂取していたことが勝因でした。デリバリーのピザを頼む口実にはならないかもしれませんが、イタリア旅行に行く理由は一つ増えましたね。